世界中で愛されているポケモン。名前だって、世界共通…のはずが、あれ?なんか違う?
英語圏でポケモンの名前を聞くと、「チャーリザード?」「バルバソー?」と、まるで別キャラのように聞こえてビックリすることも!
今回はそんな「ピカチュウ以外のポケモンの呼び方」に注目して、英語と日本語の“音のズレ”を楽しく解説します♪
「ポケモンの名前って国によってこんなに違うんだ!」と、読むだけで話のネタになること間違いなしですよ♡
それではさっそく見ていきましょう!
なぜポケモンの名前は国で発音が違うの?
日本でも海外でも同じように親しまれているポケモンたち。でも、いざ名前を呼んでみると「えっ、それ誰のこと!?」と驚かれることがあるんです。
その理由は、言語ごとに異なる発音ルールにあるんですよ。
スペルは同じでも、音が変わる不思議
結論から言えば、英語と日本語では同じアルファベット表記でも読む音がまったく違うことが多いんです。
たとえば、「Bulbasaur(フシギダネ)」は英語圏では「バルバソー」と発音され、日本語の「ブルバソー」ではありません。
理由は単純で、日本語ではカタカナが五十音に当てはめて音を調整するのに対し、英語では母音や子音の組み合わせとアクセントで読み方が大きく変わるためです。
たとえば英語では「Charizard(リザードン)」の「Char」は「チャー」、ではなく「チャラ」や「シャー」のように読まれることがあります。
こういった違いは、英語圏のアニメ吹き替え版やゲームでのボイス、CMなどにも強く反映されています。
つまりスペルが同じでも、「どの言語で見るか」で聞こえ方がガラッと変わるんですね。
そして、この“ズレ”が意外と面白い発見につながるんです♡
「これ誰のこと!?」名前が全然違うポケモンたち
それでは、実際にどんなポケモンの名前が“想像と違う読み方”をされているのか、見ていきましょう!
カタカナしか知らないと絶対に通じない!? そんな名前が意外とたくさんありますよ。
英語版ではこう聞こえる!代表的な発音ギャップ集
ここでは代表的なポケモンの英語と日本語での発音の違いをご紹介しますね。
Bulbasaur(フシギダネ)
→ 英語:バルバソー(「bulb」のbが軽く、「-saur」の語尾が長く伸びる)
→ 日本語:ブルバソーに近く、より丸く短めに聞こえる
英語では「bulb(電球)」+「saur(恐竜)」の組み合わせで、“バルブァソー”のように発音されます。
特に「saur」の部分が英語らしく“ソー”と引っ張るように強調されるため、日本語で聞く「フシギダネ」や「ブルバソー」との印象がかなり変わります。
英語版アニメでは、「バルバソォォー!」と叫ぶ声がかなり印象的。
そのため、日本語だけを知っていると「新種!?」と思ってしまう人もいるほどです(笑)
Charizard(リザードン)
→ 英語:チャーリザード(またはチャリザード。語尾の「d」を明確に発音)
→ 日本語:リザードン(「ザ」に強いアクセント)
英語では「Char」が「チャー」ではなく、やや「チャァ」に近く発音され、さらに「izard」が「イザード」と明瞭に続きます。
この「z」の音が日本語では「ザ」なのに対し、英語では「ズ」に近い濁音+語尾の「d」で勢いよく締まるため、迫力が倍増!
英語版ゲームでは「Charizard used Flamethrower!(チャリザード・ユースド・フレイムスロワー)」のセリフで、
「うおお、かっこいい…けど誰!?」と一瞬なります(笑)
Squirtle(ゼニガメ)
→ 英語:スクワトゥル(「r」の巻き舌が入る、語尾が軽い)
→ 日本語:スクワートル(カタカナ的に整っていて優しい音)
このポケモンの面白いところは、「r」と「t」が並ぶ部分。英語では「ス・クワー・トゥゥル」と、舌を巻くr音と曖昧な語尾が特徴的です。
そのため、英語圏の人に「スクワートル」と言っても通じないことが。
アニメでは、スクワートルが「スクワァァ〜トル!」と叫ぶので、日本語版とはリズム感からして違うんですよ。
Jigglypuff(プリン)
→ 英語:ジグリーパフ(やや高めのトーンでリズムがつく)
→ 日本語:ジグリパフ(母音が強く、平板な音)
英語では「Jiggly」が「ジグリィ〜」と柔らかく伸び、「Puff」は“パフッ”と軽い破裂音で締まります。
アニメでは、英語版のジグリーパフが「♪ジ〜グリ〜パ〜フ〜♪」と歌うので、メロディーと発音が一体化して印象がまったく違います。
ちなみに日本語版では歌が「プリ〜ン♪」なので、キャラの印象まで変わるほど。
言語によって“かわいさの出し方”が変わるのも面白いですね!
Meowth(ニャース)
→ 英語:ミャウス(「meow=猫の鳴き声」が由来でr感が強い)
→ 日本語:ニャース(“ニャー”を重視した音)
英語の「meow」は、猫の鳴き声を模した擬音で「ミャウ」。その語尾に「th」が付いているため、「ミャウス」「ミャウズ」と聞こえることも。
日本語では「ニャース」という少し愛嬌のある柔らかい音になっていますが、英語ではややシャープで鼻にかかる感じです。
海外アニメでのセリフは「Meowth, that’s right!(ミャウス、ザッツ・ライッ!)」が定番で、
「えっ…あれニャースだったの!?」と驚く日本人ファンも多いんです。
Gyarados(ギャラドス)
→ 英語:ジャラドス または ギャラドス(「Gy」の部分が「ジャ」に近くなる)
→ 日本語:ギャラドス(やや平坦で聞き取りやすい)
英語では「Gy」が「ジ」や「ジャ」と発音されることが多く、最初の音が変わるだけでかなり印象が違って聞こえます。
特に英語版アニメでは「ジャラドス!」とかなり強めに発音されるので、日本語に慣れていると一瞬「誰!?」となりがちです。
Eevee(イーブイ)
→ 英語:イーヴィー(「V」の音がしっかり発音される)
→ 日本語:イーブイ(柔らかく優しい響き)
「V」と「B」は、日本語ではどちらも「ブ」と発音されやすいのに対して、英語では「ヴ」がハッキリしています。
そのため英語で「Eevee」と言うと、少し大人っぽくシャープな印象になるんです。
これを見ると、英語では語尾を伸ばしたり、rやthの音を強調したりする傾向があることがわかりますね。
発音の違いはただのネタじゃなく、実際に名前を呼んでも通じない原因になることもあるんです。
海外ファンも戸惑う?発音ミスで起きた面白エピソード
「通じないポケモン名」に関するエピソードは、海外のポケモンイベントやSNSでたびたび話題になります。
ここでは、そんなリアルな混乱の例をご紹介します♪
実際にあった「通じなかった話」をご紹介
ある日本人トレーナーがアメリカのイベントに参加したとき、「フシギダネを交換しませんか?」と話しかけたところ、相手の英語ネイティブに全く通じなかったという体験談があります。
理由は簡単。「フシギダネ」は日本独自の名前であり、英語では完全に「Bulbasaur(バルバソー)」として認識されていたからです。
また、あるYouTuberが海外の子どもたちに「リザードンって知ってる?」と尋ねたところ、「チャーリザードね?」と訂正されてしまったという動画も話題に。
名前は同じでも、聞き慣れている発音が違えば別物に聞こえるという実例です。
でも、だからこそ話題になるし、「へぇ〜、そういう呼び方なんだ!」と文化の違いを楽しめるキッカケにもなりますよね。
まとめ:「知ってる名前なのに通じない!?」英語版ポケモンの発音にびっくり!
ポケモンは世界中で愛されているコンテンツですが、名前の読み方には意外なギャップがあることが分かりました。
ここで、記事のポイントを振り返ってみましょう♪
発音が違う理由は?
- アルファベットの読み方が言語によって異なるため
- 英語には「r」「th」「強調アクセント」など、日本語にない音がある
- スペルが同じでも、ネイティブの発音はカタカナとズレがち
実際にズレがあるポケモンたち
- Bulbasaur → バルバソー(日本語:フシギダネ)
- Charizard → チャーリザード(日本語:リザードン)
- Jigglypuff → ジグリーパフ(日本語:プリン)
- Squirtle → スクワトゥル(日本語:ゼニガメ)
- Meowth → ミャウス(日本語:ニャース)など
- Gyarados →ジャラドス または ギャラドス(日本語:ギャラドス)
- Eevee→イーヴィー(日本語:イーブイ)
面白いエピソードから学べること
- 日本語で話すと、実は全然通じないことがある
- 言語ギャップも「会話のきっかけ」になるチャンス
違いを楽しむ気持ちが、ポケモンをもっと好きにしてくれる
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